ドリッパー185(3)
2010年 07月 12日
●自由度対決、『185 vs V60』
簡単なテスト:200mlの水を使って、抜け方の違いや時間計測をしてみます。
***
◯実験1:ドリッパー(フィルター)にペーパー(濾紙)をセットしない状態で、
水の通過時間をはかる。各4回計測、平均値算出(秒単位)
185:15秒
V60:1秒
開口部の大きさがはっきりと違いを表します。
◯実験2:ペーパー(濾紙)をセットした状態で、水の通過時間をはかる。
185:22秒
V60:19秒
実験1での差が縮まります。
ペーパーがブレーキとなることもわかります。
カリタの濾紙の、抜けが良いこともわかります。
参考:ペーパーはどちらもメーカー純正品を使用しました。
***
実験1より、185の場合は抽出したコーヒーに濾紙が浸かる可能性があります。
(これを避ける目的でドリッパー下部に空間を設けてあることはメーカー説明にあります)
実験2より、実際に使用する時の差は比較的小さいことがわかります。
なお、200mlの水を一気に注いだ場合、185に注いだ場合は濾紙から水があふれそうになります。
メーカー説明書にあるように、185へ一気に水(湯)を注ぐことは想定外なのだとわかります。
これらより、「185よりはV60の方が抽出の自由度が高い」と言えます。
自由であること=おいしい、とは限りません。
逆に、使い方を限定しているため味ぶれが少ないと考えることはできます。
カリタの宣伝文句を証明する結果と言えます。
***
次回は味わいについて。
簡単なテスト:200mlの水を使って、抜け方の違いや時間計測をしてみます。
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◯実験1:ドリッパー(フィルター)にペーパー(濾紙)をセットしない状態で、
水の通過時間をはかる。各4回計測、平均値算出(秒単位)
185:15秒
V60:1秒
開口部の大きさがはっきりと違いを表します。
◯実験2:ペーパー(濾紙)をセットした状態で、水の通過時間をはかる。
185:22秒
V60:19秒
実験1での差が縮まります。
ペーパーがブレーキとなることもわかります。
カリタの濾紙の、抜けが良いこともわかります。
参考:ペーパーはどちらもメーカー純正品を使用しました。
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実験1より、185の場合は抽出したコーヒーに濾紙が浸かる可能性があります。
(これを避ける目的でドリッパー下部に空間を設けてあることはメーカー説明にあります)
実験2より、実際に使用する時の差は比較的小さいことがわかります。
なお、200mlの水を一気に注いだ場合、185に注いだ場合は濾紙から水があふれそうになります。
メーカー説明書にあるように、185へ一気に水(湯)を注ぐことは想定外なのだとわかります。
これらより、「185よりはV60の方が抽出の自由度が高い」と言えます。
自由であること=おいしい、とは限りません。
逆に、使い方を限定しているため味ぶれが少ないと考えることはできます。
カリタの宣伝文句を証明する結果と言えます。
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次回は味わいについて。
by mottano | 2010-07-12 07:04 | コーヒー器具・道具