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semスキン用のアイコン01 浄水器考 semスキン用のアイコン02

  

2011年 09月 21日

●浄水ユニットを通過した水はデリケート

機会があり、業務用製氷機のメンテナンスに立ち合いました。
某大手厨房機器メーカーのサービスマンが手慣れた動きで機械を分解し、洗浄、組み付けを行う。

なぜか内部はいろんなものがついている。
これを水洗いで洗浄しては元に戻す。

私:いろいろついてますね・・・
サービスマン:浄水のユニットでカルキ抜きの機能があると、こうなります
私:人にやさしい水は微生物にもやさしいんですね
サ:そう言えます
私:これってユーザーが洗浄したりできますよね?
サ:いやぁちょっと面倒なので、定期的にOVHを呼んでください
私:ふうん・・・

 ***
ビアサーバーでは有名な話だけど、
飲料のマシンはメンテナンス次第で味が変わる、とはこういうことだと思いました。

味わいのためにカルキ抜きのユニットがある。
ここから水の出口までの経路が長くなるほど、メンテナンスは難しくなる。
清掃箇所が増えるからです。
製氷機みたいに構造上、浄水ユニットから冷凍ユニットまで「距離」があると、
レベルは格段に上がって、メーカーはユーザーに手を出して欲しくないくらいに面倒になる、
そういうことなのでしょう。

現物を見ると掃除せずにはいられなくなる、貴重な体験でした。

by mottano | 2011-09-21 22:11 | mottano頭の中