貝殻豆を飲んでみる

2010年 02月 23日
●知りたくなったら、試してみればいい
コーヒー豆を良く見ていると、いろいろな形の豆があります。
完璧に選別されたロットほど粒ぞろいなのですが、
コーヒーの現実としてそのようなものは、ごく一部です。
そして、コーヒー豆の外観はおいしさの保証とは限らないものです。
(異物は論外ですけれど)
貝殻豆、またはシェルと呼ばれる外観の豆があります。
サラダボウルのような、またはヘルメットのような形をしています。
コーヒー豆は多くが2粒ひと組に結実するのですが、
これが不完全に分離したものの片方が、貝殻豆になります。
***
原料の選別段階である行程*をパスすると、貝殻豆が大量に混入します。
業務用の原料(挽き豆として流通する)にみることがあります。
原料検査の一環として、こうしたロットもチェックします。
これも経験しないと語れないことです。
貝殻豆だけをハンドピッキングして、試飲してみます。
意外やこれは、きれいな味わいなのです。きれいすぎて物足りなさを覚えるくらいです。
(熱の通り方が異なるため、焙煎技術としての難しさはあります)
また、貝殻豆にはシルバースキンを全く内包しないものが多いので、
「シルバースキンなし」の状態もモニター可能です。
*風力選別、または比重選別
コーヒー豆を良く見ていると、いろいろな形の豆があります。
完璧に選別されたロットほど粒ぞろいなのですが、
コーヒーの現実としてそのようなものは、ごく一部です。
そして、コーヒー豆の外観はおいしさの保証とは限らないものです。
(異物は論外ですけれど)
貝殻豆、またはシェルと呼ばれる外観の豆があります。
サラダボウルのような、またはヘルメットのような形をしています。
コーヒー豆は多くが2粒ひと組に結実するのですが、
これが不完全に分離したものの片方が、貝殻豆になります。
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原料の選別段階である行程*をパスすると、貝殻豆が大量に混入します。
業務用の原料(挽き豆として流通する)にみることがあります。
原料検査の一環として、こうしたロットもチェックします。
これも経験しないと語れないことです。
貝殻豆だけをハンドピッキングして、試飲してみます。
意外やこれは、きれいな味わいなのです。きれいすぎて物足りなさを覚えるくらいです。
(熱の通り方が異なるため、焙煎技術としての難しさはあります)
また、貝殻豆にはシルバースキンを全く内包しないものが多いので、
「シルバースキンなし」の状態もモニター可能です。
*風力選別、または比重選別
by mottano | 2010-02-23 16:48 | もっと知りたいコーヒー