ゆで卵からコーヒー焙煎へ

2010年 03月 15日
去年あたりから変人ブームなんでしょうか(変人と言っては失礼ですね)、
アスペルガー症候群の話題なども絡んで最近情報量が多めのテーマです。
ビル・ゲイツと同じなんですよと言われたら億万長者の夢でも持てるのでしょうか。
著者はゆで卵の研究に没頭した時期があるそうです。
こういう事に気づいたり、関心を示す事が「面白さ」だと思います。
通り一遍のやり方をマスターしたらおしまいよ、は凡人の発想です、きっと。
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さてゆで卵のつくりかた。
半熟卵は時間で、温泉卵は温度で定義できます。かたゆでは両方です。
温度と時間の調節で、(黄身と白身を)選択的に加工することも、
包括的に加工することもできるわけです。
たかがゆで卵ですが、ここまで見えてくると面白くなります。
湯の温度管理がボイント。より細かく考えると、
加熱開始時の湯(水)の温度、玉子の温度が関係するようです。
これもコーヒー焙煎につながると思うのです。
コーヒーにはたくさんの成分があり、同じ原料でも加熱条件で味わいが変わります。
成分の特性によって加熱で失われるものや、新たに生成されるものがあります。
何がコーヒーにとっての良い条件なのか、温度と時間の関係。
これを割り出せば、焙煎をある程度コントロールできるのではと思います。
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余談:某所でコーヒー焙煎講座を手伝っていた時のこと。
人は大雑把に2種類いて、教わったことをマスターしたらそれまでの人と、
教わったところが『スタートまたはきっかけに』なる人とがいます。
善し悪しではなく、これは『向き不向き』だと思いました。
by mottano | 2010-03-15 10:43 | コーヒー焙煎