天ぷら・ゆで卵の共通点は

2010年 03月 15日
コーヒー焙煎についての本はたくさん出ているのですが、
何故だかわからない本、難しい本が多いです。
業界の先達が、それこそ何もない時代から開発を続けた技術ですから、
それなりに複雑だったり困難があったのでしょう。
また、技術ですからその根幹は大事な商売道具でもあります。
私がよく参考にするのは、調理の本です。ここでもいくつか紹介しています。
調理の世界はコーヒーよりも歴史があり、規模も大きくたくさんの人が関わります。
その分技術も表現も洗練されているように思います。
そして近年では、昔からの経験則を解析する試みが発表されています。
例えば、
●『おいしさをつくる「熱」の科学』佐藤秀美著 柴田書店刊
調理もコーヒーも、マジカルですがマジックではありません。
起きていることには理由がある。それを知ればヒントになります。
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で、タイトルの話題。
「作用させる熱量と時間が変化を起こす」です。
(もう何度もしつこいですけど)これはコーヒーに応用できます。
by mottano | 2010-03-15 18:14 | コーヒー焙煎