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もっと楽しいコーヒー

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semスキン用のアイコン01 五感で煎り豆をみる:3 semスキン用のアイコン02

  

2010年 03月 18日

●感覚で判断することは原始的かつ単純ですが、確かな方法でもあります。

ハ:音をきく

煎り豆を手に取ることができるなら、手の上でお手玉のように扱うか、
皿やコーヒー豆の上に落としてみたりします。
粉に挽く直前に、ミルへ投入するときの音でも構いません。
音色や響き方を覚えておきます。

深煎りの物ほど炭化に近い状態となりますので、高温がピシピシっと響きます。
膨らみが足りない豆では、ザラザラ、ガサッという感じになります。

聴覚は鍛えればかなり鋭敏になります。
楽器の響き方を品定めするように、コーヒーもわかってきます。
慣れなくても経験数をこなせば、おいしそうな気配が感じられて来るものです。

もし気配を感じ取ることが難しくても、
感じ取ろうとする意識が、更なる楽しみに発展してゆきます。

by mottano | 2010-03-18 13:51 |  コーヒー生豆・煎り豆