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semスキン用のアイコン01 ブレンドのヒントを探る:4 semスキン用のアイコン02

  

2010年 05月 12日

●カレー粉はマジカルなブレンド

・スパイスミックスとしてのカレー粉
個々のスパイスはインドを中心とした南アジアで、多くが生産されていますが、
商品としての「カレー粉」の発祥はイギリスだというのです。
これが日本へ渡り、おなじみのカレーの原型になっているとか。
ヨーロッパの煮込み料理文化と、南アジアのスパイス料理の要素が混ざっているのです。

インドでは元来、カレー用のスパイスミックスは存在せず、
各家庭でカレーレシピがあったりその時々で配合比率を変えていたそうです。
日本でのみそ汁に近い感覚かと言えます。
また、マサラと言うスパイスミックスもあるのですが、こちらは日本での味噌に近い
使われ方のようです。基本材料はシナモン、クローブ、ナツメグということで、
特に辛味を強調したものではなく、カレーの風味とも異なります。

※辛味を主体としたスパイスミックスは「ガラムマサラ」。

 ***
さて本題。
カレー粉の販売形態で、スパイス個別パックの製品があります。
それぞれの味わいを確かめながらブレンドできるので試してみました。
全く奇想天外なスパイスも含まれているので、
出来上がりのカレー粉と比較するのはとても面白いです。

カレー粉原料は味/辛味/色/香りの4群に分類できます。
また、スパイスそれぞれの分量に注目すると、味わいの傾向も判ります。
また、「カレー粉らしさ」の中心がどのスパイスにあるのかも見当がつきます。
好みの味わいに調節するとしたら、どれを加減したら良いのか想像するのも面白いです。

 ***
・味わいの変化は注目の価値あり
この体験で最も興味深いのは、「スパイスのエージング」を感じられることです。
すべてのスパイスを混合した直後の味わいと、翌日以降の味わいの変化を、
ぜひ経験して欲しいと思います。

まとめ:コーヒーとの関連
個性的な銘柄がいくつかあるならば、ブレンドで活かす可能性があること。
配合割合で「コーヒーらしさ」が得られそうなこと、
「コーヒーらしくない」個性の銘柄を活かせること。
または「コーヒーらしさ」を持った銘柄を主軸にすればブレンドがまとまること。
コーヒーのブレンドにも「エージング」は起こるのか?ということ。

銘柄を入れ替えたり、量を加減したり、条件を変えてみたり。
こういうことをやり始めると、全く退屈を感じないものです。
ゆえに、コーヒーは面白い。食ベもの、飲み物を考えるのは面白いのです。
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by mottano | 2010-05-12 09:24 |  コーヒーの外側から | Comments(0)