レポート:パプアニューギニア

2010年 08月 18日
伝聞の話は半分くらい信用することにしています。
確かめようがないからです。
自分で煎ってみて、飲んで幸せなら、よし。
単純ですがそういう判断基準です。独断と偏見に満ちていますが、そのとおりです。
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以前「これがそうだよ」と古いブルーマウンテンの見本を見たことがあります。
大粒でつるんとした、お醤油顔の豆です。
記憶に残る映像と今回の原料は、ちょっと似ているかな、くらいです。
親子ではないけれど、遠い親戚と言われれば説得力あります。
そのくらい似ています。
味わいは、品よく淡白で焙煎の深さをストレートに表現しそうな素直さがあります。
読むだけでは退屈そうに見えるかもしれない。
飲んで比べても、隣にある個性的な豆に惹かれてしまうかもしれない。
品よく淡白であることは、このように損な役割を引き受けることがあります。
余談ですが、原料の袋に描かれた「青い蝶=ブルーバタフライ」は素敵でした。
by mottano | 2010-08-18 22:18 | 焙煎豆レポート