香る生豆(1)

2010年 09月 24日
一般にコーヒーの生豆は青臭く感じられ、
特別心地よいものではありません。
加熱することで成分に変化が起こり、「コーヒーの香り」へと変わるのです。
このドラマチックな変身ぶりはいつも面白いです。
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ところが。
一部のコーヒー原料は一風変わった香りを持つものがあります。
いつも変わっているのは、イエメンのモカ。
生豆の袋を開封すると、特別な香を焚いたような香りがします。
いつも言葉を探すけれど、適当な言葉が見つからない。
そしてイエメンのモカは、焙煎しても独特の香り(クセと言ってもいい)があります。
生産と流通の問題でいつも高価ですが、機会があれば紹介したい銘柄のひとつです。
by mottano | 2010-09-24 20:05 | コーヒー生豆・煎り豆