味わいとその強弱を手がかりに

2010年 12月 20日
コーヒーのブレンドは職人の聖域のように捉えられてきたと思います。
一朝一夕にできない感覚があるのは認めた上でのことですが、
この仕事の面白み、醍醐味といったものを少しでも手軽に齧ることはできないかと思うのです。
で、ブレンド実習。
半年以上、一緒に同じコーヒーを飲み合わせて来たこと(感覚のすり合せ)、
当日目の前にあるアイテムを試飲すること(データの入力)を行い、
テーマ(目標)を定めることで意図に沿ったブレンドに接近できます。
昨日は受講者のセンスに敬意を感じるほど充実した実習となりました。
食べること、味覚に関することは誰もが毎日経験していることですから、
意識と目標がはっきりしていれば特別な事とは言い切れないと思うのです。
また機会をみつけてやってみたいと思います。
by mottano | 2010-12-20 07:12 | mottano頭の中