恐怖の実験:その後

2011年 07月 20日
●「騙される」ことはあるかも
いけてない豆・試飲の報告です。
ホット&アイスで数回の試飲を行いました。
***
過去に「貝殻豆100%コーヒー」とか「死に豆(しーなー)100%」など、
恐怖の実験はこれまでも何回か行ってきました。
それぞれに思い出深く、または思い出したくないような体験でもあるのですが、
やってみなければ判らないことはあります。
最近では書物やネット上の情報が発達しているので、
これら文字情報だけでもある程度のことはわかります。
でも体験することは貴重ではないかと思うのです。
(それがいかに馬鹿馬鹿しく見えたとしても)
***
今回のいけてない豆のメインは水洗のモカでした。
とても特徴のある、力強い香りを放つロットです。
ブレンドに使用してもわずか数%で、ブレンド全体を支配してしまうような良品です。
(それでいてなぜ欠点が多いのかは非公開)
欠点豆コーヒーからまず感じ取れるのは、そのモカの気配です。
気配というよりはそのものといった感じです。
名前だけのモカ、外観だけで中身の乏しいモカを完全に凌駕する気配があります。
つまり欠点だからといってロットの特徴が失われているわけではありません。
ストレートで飲むと、多少の濁りを伴ってはいますが「普通のコーヒー」が感じられます。
濁り自体はスタンダードな原料からも感じ取れる感覚です。
つまり頭で思ったほどに酷いものではなかったのです。
一方で先に答えを知っていての試飲ですから、
心地よさを感じることはありませんでした。むしろ不安感などが強かったです。
慎重に飲み続けると、「強調された苦味」や「予期しない刺激」が現れたりもしました。
ミルクや砂糖でこってりと加工したものを提供すれば、
知らない人は騙されてしまうかもしれません。
そういう怖さを少し覚えました。
通常、表には出ない話題ですが、経験として良かったと思います。
いけてない豆・試飲の報告です。
ホット&アイスで数回の試飲を行いました。
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過去に「貝殻豆100%コーヒー」とか「死に豆(しーなー)100%」など、
恐怖の実験はこれまでも何回か行ってきました。
それぞれに思い出深く、または思い出したくないような体験でもあるのですが、
やってみなければ判らないことはあります。
最近では書物やネット上の情報が発達しているので、
これら文字情報だけでもある程度のことはわかります。
でも体験することは貴重ではないかと思うのです。
(それがいかに馬鹿馬鹿しく見えたとしても)
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今回のいけてない豆のメインは水洗のモカでした。
とても特徴のある、力強い香りを放つロットです。
ブレンドに使用してもわずか数%で、ブレンド全体を支配してしまうような良品です。
(それでいてなぜ欠点が多いのかは非公開)
欠点豆コーヒーからまず感じ取れるのは、そのモカの気配です。
気配というよりはそのものといった感じです。
名前だけのモカ、外観だけで中身の乏しいモカを完全に凌駕する気配があります。
つまり欠点だからといってロットの特徴が失われているわけではありません。
ストレートで飲むと、多少の濁りを伴ってはいますが「普通のコーヒー」が感じられます。
濁り自体はスタンダードな原料からも感じ取れる感覚です。
つまり頭で思ったほどに酷いものではなかったのです。
一方で先に答えを知っていての試飲ですから、
心地よさを感じることはありませんでした。むしろ不安感などが強かったです。
慎重に飲み続けると、「強調された苦味」や「予期しない刺激」が現れたりもしました。
ミルクや砂糖でこってりと加工したものを提供すれば、
知らない人は騙されてしまうかもしれません。
そういう怖さを少し覚えました。
通常、表には出ない話題ですが、経験として良かったと思います。
by mottano | 2011-07-20 16:50 | もっと知りたいコーヒー