●仕事にしたほうが都合がいい、というロジック
カルチャーセンターで講師を務めるようになって10年目です。
教えるは業務のひとつですが、教える行為は自分を教育する行為でもあります。
もともと知りたがり屋というか、興味を持った分野は掘り下げてみたくなるものです。
コーヒーを相手にした時も同じ気持ちになりました。
豆のことも、器具のことも、技術についても。
業務でルーチンの仕事に就いていても身につく技能はあります。
でも、なぜそうなのか?はわからないことが多いです。
手の届く範囲のことからひとつづつ、
できそうなことから、ひとつづつ。
趣味のように、自分の懐の許す範囲でもできることはあります。
でもコーヒーをもっと知るには、規模を少し拡大したほうがいい。
同じ興味を持った人から広く薄く、資金を集めては未知の事柄に投資。
知りえたことは、還元。
こうすれば、たくさんの人と有効な情報を共有できるし、
自分もローリスクで新しいことに向かえます。
画像はランブルのドリップポット。ポットの大きさには意味があって、
ポットの注ぎ口の形状にも意味があります。
使用目的によって器具の向き・不向きがあります。
これらはオープンにされていないことも多い情報ですが、
自分の体験を通して、自分の言葉で語れるのは財産です。
・・・例えばこんな調子でポットをたくさん持っていることを正当化しています。