農業はリアリズム、ならば
2023年 04月 29日
●何が利益をもたらすか
比較的温暖な春の気候だという。
身近な植物の生育も、今年は順調のようだ。むしろ伸びすぎを心配するくらい。
農業はリアリズムで動くと言われた。
コーヒーを扱っていると、嗜好品としての性格がバイアスになり、何かしら思い入れのこもった目線になりやすい。これは自分自身も陥りやすい。
でも、生産者はそんなことを考慮しないという。ビジネスとして儲かる形はどれか、で選択すると。
例えば大豊作になった時。実はそんな時の相場は暴落することが珍しくなく、作っても儲からないことがあったそうだ。コーヒー生産者の中には、そのタイミングで農園を放棄することがあるらしい。
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さて現代。
食料の需給が話題になることが多くなった。コーヒー生産と他の農産物を天秤にかける場面はあるのだろうか。あまり深いことはコメントしないけれど、各方面の情報に注目している。
by mottano | 2023-04-29 16:20