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もっと楽しいコーヒー

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semスキン用のアイコン01 レポート:コロンビア・ウィラ semスキン用のアイコン02

  

2010年 02月 04日

●コロンビア・ウィラ(HUILA)地域産の原料
スクリーンサイズ17up表示、レインフォレストアライアンスのロット。

煎り上がりから時間があまり経過していない時点での第一印象
クリーンカップ、甘味、わずかにミルクチョコレートのような気配。
冷めてもネガティブに転じていないので、まずはOK。

1:ウィラとは?
コロンビアの南部、ほぼ赤道直下の地域。ポパヤンとかナリーニョも比較的近いです。
カップコンテスト(日本風にいえば品評会)入賞ロットを近年は多数輩出しています。

2:レインフォレストアライアンスとは?
http://www.rainforest-alliance.org/main.cfm?id=index_japanese
環境や生産手段への配慮、一定基準を満たした農産物にラベル使用許可を与えています。
類似の認証プログラムとして、JAS有機があります。ルールの厳格さに関しては、
JAS有機の方がはるかに厳しいです。

大事なことですが、これらの認証プログラムは味わいの保証ではないことです。
おいしさの評価は、(あなた)がすることです。

3:テスト方法
業界でカップテストといえば専門の方法があります。
ここでは、「いつものやりかた」テストを主に行います。
いつもお決まりの手順で一杯いれてみて、飲む。
ゆるゆるな手法ですが、手慣れてくればそれなりの精度で評価できます。

煎りたてのコーヒーは、時間を追って数回テストすることになります。

# by mottano | 2010-02-04 11:00 |  焙煎豆レポート

semスキン用のアイコン01 点数は自分でつけるもの semスキン用のアイコン02

  

2010年 02月 03日

●スペシャリティコーヒーの話題。

『スペシャリティコーヒーとは』で検索すると判ることですが、明確な基準がありません。
際立って特徴がある、またはおいしいものを指して言います。

商売のための格付けとも言えますが、これはコーヒーに限らないことです。
妄信は行き過ぎですが軽視する必要もありません。情報のひとつです。

自分の感覚(好きなものは好き、で構わない)を頼りに、
スペシャルなコーヒーを見つけたいものです。
そして、求めるならセンスを磨く努力を続けましょう。

 ***
こういう考えが根底にあるので、積極的にスペシャリティを訴えることは避けています。

ただ私にできることとして、
    ・自分の責任で原料を選ぶ
    ・自分のもつ最新、最善の技術、知識で原料の加工と保管を行う
    ・そして「面白みや楽しみ、話題性のある」ものを紹介する
     これらを大切にしています。地味ですが誠実さのある仕事をしたいと思います。

# by mottano | 2010-02-03 12:18 |  mottano頭の中

semスキン用のアイコン01 レポート:グアテマラ・ウエウエテナンゴ semスキン用のアイコン02

  

2010年 02月 03日

●ウエウエテナンゴ産のSHB
ちょっぴりスパイシーでバランスが良いです。

現在生豆在庫としては、アンティグアとアカテナンゴがあります。
近日焙煎予定です。

 ***
グアテマラ産コーヒーには関心があり、地域別、ブランドごとにテストを継続しています。
ぶっちゃけ好きなんだと言えば話は早いのですが、
奥ゆかしいので(?)遠回しな表現にしています。

# by mottano | 2010-02-03 10:10 |  焙煎豆レポート

semスキン用のアイコン01 コーヒーいれかたのコツ semスキン用のアイコン02

  

2010年 02月 02日

●これだけ!おいしいコーヒーのための『ゴールデンルール』抽出編

1・コーヒー抽出は3分以内で終了する
コーヒーを湯でいれるとき、
コーヒー粉が湯に触れてからおよそ60秒で、主な成分が溶け出します。
そして、3分後にはほとんどの成分は溶け出します。

3分あれば、コーヒーは抽出できます。お使いになる器具を問わず、共通の原理です。

2・はかる
いつも同じような味わいを求めるなら、「はかる」ことをお勧めします。
コーヒー粉の量、お湯の温度、抽出時間。

他にもいくつかポイントはありますが、コーヒーの粉を計量するだけでも効果はあります。

# by mottano | 2010-02-02 17:33 | ★これだけ!コーヒーのいれ方

semスキン用のアイコン01 ドリップポットのこと semスキン用のアイコン02

  

2010年 02月 02日

●すべての道具は使い方次第です。しくみを理解すれば、使いこなせます。楽しみが増えます。

今回は湯を注ぐ道具、コーヒー用のドリップポットについて。

1:素材
ステンレスや銅製のものは重たいので嫌われやすいですが、そのかわり丈夫です。
金属臭に敏感な方には、ホウロウびきの製品がお勧めです。

2:ポットの形
注ぎやすさから考えると、縦方向に長い形状のものが扱いやすいです。
横幅が広くデザインされているものは、直火でポットを加熱するのに向いています。

3:注ぎ口の形
ポット本体側が太く、注ぎ口先端に向かって絞ってあるものは湯の量を調節
しやすいです。ポット本体から細い管が延びているものは、一定の流量を保つ
特性があります。

4:ふた
ふたが容易に外れる仕様のものは、コーヒー抽出の時は外して使います。
ケトル形状になっているものは、取っ手がふたの真上にあるので外すと湯気で
火傷します。ふたを外さないとき、ポット内の湯の温度は冷めにくくなります。

5:重さ
一般に軽いものが好まれますが、あまり軽いと安定保持しにくいことがあります。
ポットを重くしすぎない工夫は、余分な湯をいれないことです。
準備として、抽出に必要な湯の量を確かめておきましょう。

その他:あるものを使うこと
いまお手元にある道具を使いこなす(活かす)ことは、価値あることです。
工夫次第では、急須でも、ヤカンからでも、給湯ポットからでも、
おいしいコーヒーは楽しめます。ただし努力や工夫がバランスを著しく崩すようなら、
用途にあった道具を求めるのが良いと思うのです。

# by mottano | 2010-02-02 07:34 |  コーヒー器具・道具