⚫︎採点システムとの関係


深煎り豆が少ない。
より正しく言えば、深煎り適性のある豆が少ない。
ごく簡単にいうと、
コーヒー豆の価格はスペシャルティであるかどうかで差がつく。
生産者は高く売れた方がいいから、スペシャルティの基準を意識することになる。
スペシャルティの基準とは主にカップテストでの評価だ。
この評価方法が影響していると思う。
カップテストでは、酸味の評価が重要だ。そして浅い焙煎ポイントで評価をつけることになっている。
一説によれば、「イチハゼが始まって1分以内」と聞く。
現在の基準が通用する間は、深煎り向きの豆にとっては受難の時代と言えるだろう。
ただし。トレンドは変化する。風向きが変わらない保証はない。
スペシャルティコーヒーの評価法のモデルでもある、ワインを見ればわかる。
いつかは潮目が変わる。
# by mottano | 2024-07-31 14:17