# by mottano | 2021-10-23 11:32
●ヒトは動き出した。モノはどうだろう。
電車の乗客が増え始めた。
流行りの病気はピークを超えたのだろうか?
それともインターバルなのか。
***
コーヒーは涼しくなってきた頃に思い出したように売れ始める。
寒くなると、もう手放せないとばかりに求めに来る人がいる。
ストーブの前で静かに飲むもよし、
紅葉を背景に屋外で楽しむもよし。
楽しんでほしい。
***
コーヒー豆の流通は多少滞っている。
新豆の入荷ペースが遅延することがちらほら。
生産地では収穫が遅れていて、港ではコンテナが不足しているようで、
もろもろが重なって遅延しているらしい。
それでも、いつかは来るのだ。
●涼しい日の後の残暑は効くなぁ

夏の雲、メリハリのある輪郭はどこかぼやけていて、 空は少し先の季節に向かっているようだ。
*** 下界では2年越しの騒動がまだまだの状況。 先日、2回目の注射をして、それでもまだ終わりじゃない?というところ。 3回目をやったら4回目が必要とか言い出すのかな。
そういう目先、小手先の対応ではなくて、 もしかすると(もしかするとだよ)次の時代や次の世代のことを優先してべきなのでは? と思ったりする。
相手が植物だったら、きれいさっぱり割り切れるのにね。 霜害で被害を被ったコーヒーの木はカットバックして、新しい梢を待っているとか。 来年の収穫はあまり期待できないが、『長い目で見れば』良いらしい。
などと。
8月も終わりにさしかかり、宿題を片付ける身分ではなくなっていることに安心する。
とはいえ、自分のことや周囲のことで「宿題」がなくなるわけでもない。
むしろ、面倒は山のようにある。

# by mottano | 2021-08-28 12:00 | mottano頭の中
●先が不透明で不安定なのはいつものことだ
ニュースを見れば、疫病が蔓延している中で大規模なスポーツイベントが行われていたり、
誰が優秀で誇らしいとか、誰にがっかりで失望したから遠慮なく不平不満をぶつけるとか。
そういう紙面(画面)から目をそらせば、
梅雨明けの風景が広がっていたり、蝉の鳴き声が嫌という程聞こえてきたりする。
いつだったかどこかの歌で聞いた通りだ、季節が変わるのは君のせいじゃない。
***
すっかり雑文を書き込むブログに成り下がって(じゃ以前は高尚だったのか?否)いる。
さて7/20付の情報。
コーヒー最大の生産地、ブラジルの一部で降霜(霜がおりる被害)が確認されたという。
大なり小なり影響はあるようだが、まだ情報収集の段階らしい。
先物のコーヒー相場(ニューヨーク、およびロンドン)では動きがあるらしいが、
それを題材にコーヒー豆が値上がりするとかの記事がポツポツ出回っている。
こちらにも幾つかの卸から情報が来ている。
一言でまとめれば、まだはっきりしたことはわからない。
長い目で見たら、これも寄せては返す波のようなものなんだ。
どんなにひどい目に遭っても、立ち上がる人はいる。
一時的にコーヒーが飲めなくたって、しばらくすればコーヒー豆が余って暴落していると、
ニュースで言われる日が来る、かもしれない。
だから、黙って見つめていればいい。
波打ち際で足元に波が来るのを眺めるように。
# by mottano | 2021-07-30 13:42 | mottano頭の中
●いつの間にか変わっている風景
梅雨空。
傘が手放せない時期は湿度も高く、そのため香りの拡散がゆっくりになるとか。
コーヒーは香りがキモなので、その点では良い時期と言えます。
***
どうやらコーヒー大国ブラジルに変化の波が来ているようだ。
大規模農業による大量生産=低コストの普及品、が一般的なイメージだったけど、
(全体を通してみれば、今なお変わらずだけど)
このところ扱う、ブラジル産スペシャルティは様子が違ってきている。
山岳地形でコーヒー農園を展開したり(当然ながら手作業になる)、
これまでサントスNo.2には不適当と思われていた地域からスペシャルティの面白いのが来たり。
風向きが変われば、それまでNG扱いだったものが高く評価されるようになる。
人間界でも似たようなことはあるけれど。
ブラジル経済が伸びてきて、かなり豊かになってきていること。
コーヒーのブラジル国内消費も伸びているらしいこと。
穀物需要は世界人口の増加に伴って伸びていること。
こうしたことが背景にあると見ています。
地域ごとに、豊かな国は近隣国よりもコーヒー生産量が少ない。
そして高級マーケットを目指している。
ケニアがそうで、パナマもそうだ。
この先、ブラジルそうならないとは言い切れないのでは?
その頃には、世界のコーヒー地図は様変わりしているのだろう。
# by mottano | 2021-06-26 16:31